「宇宙人はいるか?」と訊ねられた時に、
ファンタジーな意味ではなく、「いるでしょそりゃ」と
答える人って、結構いると思うんですよ。
つまり、
「だって、我々がいるんだから、この無限の宇宙の中には他にも生物がいたっておかしくない」と。
僕もそう考える一人だったんですが、
なんか最近、そうでもない気がしています。
ビックバンが本当に始まりだったとして、
ともかく僕らの宇宙のプロセスは、1方向にしか進んでいない。
高熱のガスが渦巻いていて時代や、
地球がドロドロの塊だった時代に二度と戻ることは無いわけです。
生命と僕らが呼ぶものの定義がそもそも狭いのかもしれませんが、
ともかく、「僕らのようなタイプの生命」が生まれるチャンスは、
宇宙の誕生から今までの間に、ほんの一時期しかなかったのではないかと。
で、宇宙の物質も有限ですから、
その有限の物質のなかで、このたまたまな条件に重なり合う確率、といわれると、
実はとんでもなく低い確率、
本当の意味で「天文学的に」低い数字なのかもしれない・・!
なんてことを思ったりしています。
だから僕らは価値があるんだとか、そういうことを言う気はさらさら無いんですが、
なんか、せっかくだから「全う」したいな、と思う今日この頃です。
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