吉祥寺の近くに住んでいますが、
最近になって、いろいろなものが吉祥寺から無くなっていきます。
伊勢丹は閉店するし、ユザワヤも無くなっちゃうし(復活の予定つきですが)。ロンロンもアトレになったりとか。
お店などの新陳代謝が激しい事が東京の東京らしさ、だとはいえ、
やはりこういう大きいものが無くなるとなると結構不安になります。
デパートみたいな大きな施設って、船で言ったら大型客船みたいなもんだと思うんですよ。
小舟じゃ転覆しちゃうような波にもびくともしない。
そのハズ、だった巨大な客船が、今まさに転覆&沈没しようとしてるんですよね。
これを
「不況という大波」のせい、と言うのは簡単で、そしてその言葉の裏側にはきっと「いつかおさまり、元通りになるだろう」という期待感もあります。
でもその期待も虚しく、その波がおさまった時には新しい時代が始まっていた、ということもあり得るかもしれません。
恐竜の時代が隕石の落下という大きな波に押し流されるように終わってしまったように。
つまり今はもしかすると単に「大変な時期」なんじゃなくて、
次の時代への転換期、はざまにあたるんじゃないかと。
そんな今にあって、もちろん自分も前時代的なモノづくりをしているわけですが、ちゃんと次の時代も見据えた上で「今」作っていかないといけないんだよなと。
単にブームとかトレンドとかでなく、もっと大きな変化。それってなんだろう?うーんうーん。
そんなことを思いつつ、夏にむけてまた紙に埋もれております。
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