2010-01-17

飽きとデザイン

人間の脳は「飽きっぽい」そうですね。
つまり、常に刺激がないと生きていられない。

僕らのあらゆる文化的活動は、
全てその「飽きっぽさ」を原動力にしているのかもしれませんね。

ではその前提の中で例えば
「飽きのこないデザイン」
なんていうのはどういうことかというと、

「長期間、その人を刺激させ続ける事が出来る」
ということであり、
それだけのパワーが、そのモノに秘められているということでしょう。


モノに対する
「もっと良くならないか?」という問いかけ。
(この問いかけ自体が「飽き」から発せられているんでしょう)
そしてそれに対する新たな提案がデザインだと思うのですが、

「これでどうですか?ちょっと違いますか」
「これではどうですか?まだ足りませんか?」

なんて感じで、
「すぐ飽きちゃうもの」を作って
小さな範囲でちょこまか立ち回るのではなく、

「これで100年はいけるんじゃないか?」
そう言われるようなモノを作っていきたいものです。

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