2010-06-22

新しく作るということ




仕事をしながら、FMをよく聴いてるんですが、
なんだか最近は空前のカバーブームですな。

「良いものは、ずっと良い」
モノだけでなく、歌にもそれは当てはまるはずで、それはそれですごく良いことだとは思うのですが、「新しいモノを作る」ことを生業にしている身としては、なかなかこう、手放しで喜ぶことも出来ないところ。

というのも、音楽のように「カバー」という形ではありませんが、デザイン世界でも近年そういう動き、つまり「新しいモノを作らない」「新しい素材を使わない」という動きが活発になっています。

ナガオカケンメイさんの「D&Department」しかり、新しいかたちのユーズドショップ「pass the baton」しかり。

見渡してみれば、たしかにモノはあふれにあふれ、われわれデザイナーにとって一番恐ろしい「新しいモノなんていらないんじゃないか?」なんてことをも思わせる、現代日本。

新しいモノを作るのでなく、今あるモノをどう「編集」するか。モノを提供する側の軸が、明らかにそちらにシフトしてきています。

そんな中、われわれはどうしていったら良いのか。

ひとつは、「編集者」として生まれ変わること。
もうひとつ、不器用にモノを作ることしか出来ない私の場合はこちらですが、「世界に市場を求める」こと。

情報網、交通網の発達で、今や世界は小さくなりました。
日本というひとつの国も、世界規模でみたらいち地方のようなもの。

だったら小さい小さい地方の中だけで経済を回してるだけじゃなくて、その地方の特産物をどんどん「町」に売りにいかないと!

特に日本の特産品である「カワイイ」ものなんてのは、僕の得意分野ですからね〜!

ということで、
うーん。とりあえず英語ですな…




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