今日は一年最後の日ですね。
皆様おつかれさまでした!
twelvetoneを立ち上げて半年、皆様に支えられながら、なんとか形になってまいりました。
今年は社会情勢的にも、自分的にも、再構築の年でした。
来年は新しい土台の上に、新しい生活が築かれていくでしょう。
その新しい社会をステキにする、「クリエイティブ心を刺激する」アイテムを来年も次々に生み出していく所存です。
2010年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
それでは
良いお年を。
2009-12-29
アイデアをつかまえる
僕の仕事のなかで、アイデアを出すということが、
非常に大きな部分を占めます。
またこれがやっかいな作業で、
一日考えても何も浮かばなかったり、
何個もポンポンでてきたり。
デザインすることは自己表現ではないと思っていますので、
ただ単に自分が欲しい物をかたちにするわけではありません。
素材や、世の中や、いろんなものから
「今これが必要である」というものを、
すごく論理的に導いてくる。
でもそこから自然にモノのかたちが浮かび上がってくる訳ではなく、
やはり最終的には自分のクリエイティビティでもって
かたちにするしかないわけです。
これが僕みたいな商売の醍醐味であり、しんどい所でもあります。
「論理」で囲いを狭めて、魚を追い込んでは行きますが、
結局最後は「おおりゃあ!」っと手づかみするしかない。
時には囲った所以外から、いい型の魚が捕れたりも。
年を重ねるにつれ、その魚の捕まえ方もだんだんうまくなってきた
気もしますが、いやいやまだまだ先は長そうです。
非常に大きな部分を占めます。
またこれがやっかいな作業で、
一日考えても何も浮かばなかったり、
何個もポンポンでてきたり。
デザインすることは自己表現ではないと思っていますので、
ただ単に自分が欲しい物をかたちにするわけではありません。
素材や、世の中や、いろんなものから
「今これが必要である」というものを、
すごく論理的に導いてくる。
でもそこから自然にモノのかたちが浮かび上がってくる訳ではなく、
やはり最終的には自分のクリエイティビティでもって
かたちにするしかないわけです。
これが僕みたいな商売の醍醐味であり、しんどい所でもあります。
まるで濁った池から魚を手づかみするような・・
「論理」で囲いを狭めて、魚を追い込んでは行きますが、
結局最後は「おおりゃあ!」っと手づかみするしかない。
時には囲った所以外から、いい型の魚が捕れたりも。
年を重ねるにつれ、その魚の捕まえ方もだんだんうまくなってきた
気もしますが、いやいやまだまだ先は長そうです。
2009-12-22
晴れ男論
最近、出張のある時は快晴、
次の日何もないときは大雨、
友人が遊びにくる時はまた晴れ、
なんてことを繰り返しています。
そこで思った事。
普通晴れ男、って
その人がいると「晴れる」人と思ってますよね。
天気を「晴らす」てのはほとんど神様みたいなもんですから、
かなりまあ、迷信に近いんでしょうけど、
でも、「自分が行動する時にはいつも晴れ」という人を
晴れ男と定義するならば、結構あり得るのではないかと。
天気には、晴れや雨のリズムがあります。
人それぞれにも、生活のリズムがあります。
じつはその人の「行動の予定」と「晴れの日」
どちらものリズムがちょうど合っている人が稀にいて、
そういう人が「晴れ男」って呼ばれるんじゃないかと。
もっと考えれば、
そうやって自分が行動するときには雨が降らなかった、
つまり「一生雨に降られなかった」人も
もしかしたらいるかもしれません。
そんなバカな、と思うかもしれませんが、
例えば、百人でジャンケントーナメントをしたとしましょう。
その優勝者は、優勝までのあいだ全て勝ち。負けがない。
トーナメントの人数を、一万人、一億、なんなら10億、
増やしていっても同じ。
優勝者は「負けがない」んです。
そういう人がね、
歴史上どこかにいてもおかしくない…かもしれませんね。
次の日何もないときは大雨、
友人が遊びにくる時はまた晴れ、
なんてことを繰り返しています。
そこで思った事。
普通晴れ男、って
その人がいると「晴れる」人と思ってますよね。
天気を「晴らす」てのはほとんど神様みたいなもんですから、
かなりまあ、迷信に近いんでしょうけど、
でも、「自分が行動する時にはいつも晴れ」という人を
晴れ男と定義するならば、結構あり得るのではないかと。
天気には、晴れや雨のリズムがあります。
人それぞれにも、生活のリズムがあります。
じつはその人の「行動の予定」と「晴れの日」
どちらものリズムがちょうど合っている人が稀にいて、
そういう人が「晴れ男」って呼ばれるんじゃないかと。
もっと考えれば、
そうやって自分が行動するときには雨が降らなかった、
つまり「一生雨に降られなかった」人も
もしかしたらいるかもしれません。
そんなバカな、と思うかもしれませんが、
例えば、百人でジャンケントーナメントをしたとしましょう。
その優勝者は、優勝までのあいだ全て勝ち。負けがない。
トーナメントの人数を、一万人、一億、なんなら10億、
増やしていっても同じ。
優勝者は「負けがない」んです。
そういう人がね、
歴史上どこかにいてもおかしくない…かもしれませんね。
2009-12-21
近所の猫
ウチの近所に住んでいる猫。
近くまで寄るのはOKなんですが、
さわろうとするとすぐ逃げてしまいます。
それがなんと今日は、触らせてもらっちゃいました!
ホントに、このコ触ったの初めてなんです。
僕の中では事件ですハイ。
何かが一歩進んだ日です今日は。
近くまで寄るのはOKなんですが、
さわろうとするとすぐ逃げてしまいます。
それがなんと今日は、触らせてもらっちゃいました!
ホントに、このコ触ったの初めてなんです。
僕の中では事件ですハイ。
何かが一歩進んだ日です今日は。
2009-12-20
味覚
「犬は味覚があり、猫にはない」
どこかでそういう話を聞きました。
たしかにあのザラザラの舌では味を感じるのは難しいでしょうね。
ではどこで味を感じているかというと、「臭い」なんだそうですよ。
ええ〜!それだけで〜!!という気がしたのと同時に、
あれ?昔そういうことを理科かなんかで実験したかな?と思い出し
「鼻をつまんで物をたべてみる」ことをやってみたところ!!
ほとんどのものの味の見分けって、舌だけじゃつかないんですね〜!!
あらためてびっくり。
日本酒なんてうっすら甘いだけだし、ワインは苦いだけ。
塩辛も焼き鳥も、臭いがなかったら味一緒ですよ。
(あ、酔っぱらって実験したのがバレてます?)
もし「味覚だけでしか味を感じない」動物と
「臭いだけでしか味を感じない」動物が対決したら、
「臭いだけで」の動物の方が圧勝するはずです。
僕らはいろんなことを「当たり前」にしながら生きているんですが、
それをちょっとどこか疎外してやると(この場合は鼻をつまむ)、こんなにも驚きが生まれるんですなあ・・とメモメモ。
どこかでそういう話を聞きました。
たしかにあのザラザラの舌では味を感じるのは難しいでしょうね。
ではどこで味を感じているかというと、「臭い」なんだそうですよ。
ええ〜!それだけで〜!!という気がしたのと同時に、
あれ?昔そういうことを理科かなんかで実験したかな?と思い出し
「鼻をつまんで物をたべてみる」ことをやってみたところ!!
ほとんどのものの味の見分けって、舌だけじゃつかないんですね〜!!
あらためてびっくり。
日本酒なんてうっすら甘いだけだし、ワインは苦いだけ。
塩辛も焼き鳥も、臭いがなかったら味一緒ですよ。
(あ、酔っぱらって実験したのがバレてます?)
もし「味覚だけでしか味を感じない」動物と
「臭いだけでしか味を感じない」動物が対決したら、
「臭いだけで」の動物の方が圧勝するはずです。
僕らはいろんなことを「当たり前」にしながら生きているんですが、
それをちょっとどこか疎外してやると(この場合は鼻をつまむ)、こんなにも驚きが生まれるんですなあ・・とメモメモ。
2009-12-18
ネーミング
ただ今ネーミングを考え中。
ネーミングってほんと難しい。
ただ単に好きな名前をつけるわけにもいかない。
一般的な名詞じゃつまらない。
一番良いのは、名前をぱっと聞くだけで、
その機能や材質感、使ったあとの気分までも想像できるもの。
と考えていろいろ候補を出してみると、
今度はその言葉の意味を「ホントにそうか?」と疑いなおし、調べなおし。
調べているうちに新たな事実が発覚し・・と無限のループ。
すぐにバチ〜!!っと決まる時もあるんですけどねー
たいがいは長い長いトンネルの先に答えがあるんですよね。
あーしんどい。
でも楽しいなあ〜!
ネーミングってほんと難しい。
ただ単に好きな名前をつけるわけにもいかない。
一般的な名詞じゃつまらない。
一番良いのは、名前をぱっと聞くだけで、
その機能や材質感、使ったあとの気分までも想像できるもの。
と考えていろいろ候補を出してみると、
今度はその言葉の意味を「ホントにそうか?」と疑いなおし、調べなおし。
調べているうちに新たな事実が発覚し・・と無限のループ。
すぐにバチ〜!!っと決まる時もあるんですけどねー
たいがいは長い長いトンネルの先に答えがあるんですよね。
あーしんどい。
でも楽しいなあ〜!
2009-12-16
冬の一日
2009-12-07
知識の山
今家には、わりとあらゆる本があります。
ビジネス本はもちろん、美術書、デザイン書、宇宙の本から哲学。
年末=整理整頓、ということでふと目がいったんですが、
今思ってみれば、結構積み重ねたな〜と。
本をまとめ買いとかもしないし、一気に何冊も読むようなこともしないほうです。
必要だと思う物を買い、つど吸収して今にいたるわけですが、
今の自分の思考回路は、まちがいなくこれらの知識の上に成り立ってるわけです。
もしこれらの本を読んでなかったら、どんな自分なんだろう?と考えるだに恐ろしい。
積み重ねてきて良かった。と思う今日この頃。
ビジネス本はもちろん、美術書、デザイン書、宇宙の本から哲学。
年末=整理整頓、ということでふと目がいったんですが、
今思ってみれば、結構積み重ねたな〜と。
本をまとめ買いとかもしないし、一気に何冊も読むようなこともしないほうです。
必要だと思う物を買い、つど吸収して今にいたるわけですが、
今の自分の思考回路は、まちがいなくこれらの知識の上に成り立ってるわけです。
もしこれらの本を読んでなかったら、どんな自分なんだろう?と考えるだに恐ろしい。
積み重ねてきて良かった。と思う今日この頃。
2009-12-04
あたらしい素材
新しい素材、というものが出てくると、
いつもウキウキします。
「新素材」と言われるような、本当に世の中にとって新しいものから、既存のものの「新しい加工法」まで、日々いろいろな物が開発され、試されています。
ホント、人間の飽くなき探究心には驚くばかり。
そしてその驚きは、デザインされ、製品になり、
より多くの人の心を揺り動かします。
「時流」や「トレンド」なんていう、ちょっと作られた感じのするものではなく、製造の現場からやってくる、本当に新鮮な驚きを大切にしたいですし、
それをちゃんと追いかけていけるよう、自分のアンテナを常に磨いておきたいものですね。
いつもウキウキします。
「新素材」と言われるような、本当に世の中にとって新しいものから、既存のものの「新しい加工法」まで、日々いろいろな物が開発され、試されています。
ホント、人間の飽くなき探究心には驚くばかり。
そしてその驚きは、デザインされ、製品になり、
より多くの人の心を揺り動かします。
「時流」や「トレンド」なんていう、ちょっと作られた感じのするものではなく、製造の現場からやってくる、本当に新鮮な驚きを大切にしたいですし、
それをちゃんと追いかけていけるよう、自分のアンテナを常に磨いておきたいものですね。
2009-12-02
はかなさの価値
紅葉が見ごろですね。
もみじは紅く、イチョウは黄色く、
秋の色が重なり合って、すごく良い感じです。
公園でも沢山の人が写真を撮ったりしてますね。
で、ふと思ったんですが、
紅葉って、赤や黄色だから「良い」なんでしょうか
それとも、普段は緑だが、秋という一時期だけ紅い、
その事が「良い」んでしょうか?
例えば、もみじが一年中紅かったら、
これほどの価値があるものなんでしょうか?
他の例でいうと
例えば桜が一年中花をつけてたらどうなんでしょう。
・・うーんやっぱ、価値は下がるかも。
もし
「はかないからこその良さ」というものがやはりあるのだとしたら、
それは僕らが作っているプロダクツにも、
何かのヒントになりそうな気がしますね。
2009-12-01
いちばん嬉しい瞬間
僕はモノをデザインして、作って、卸す。
つまりメーカー業を生業としています。
この仕事をする中で一番嬉しい瞬間、
それはもちろん「売れた瞬間に立ち会う」ことなんですが、
それは日常の仕事の現場の話ではないのでちょっと置いといて・・
普段の仕事の中で一番嬉しい事。
それはやはり、モノのアイデアが形になる瞬間なんですよ。
「形になるというのは、思いついた段階でも、スケッチをした段階でも、試作をした段階でもありません。
「商品」としてきちんとした形になるよう部材を探し、そして見積もりをくりかえし、 「値段もデザインもこれでいける!!」 となった瞬間のことです。
この瞬間が本当にたまりません。
形が良くても高すぎたら駄目。
安くても形が悪かったら駄目。
「商品」という「お客様のもの」を作っているかぎり、決して自分のわがままだけでモノを作るわけにはいきません。
お客さんが納得するところに落とし込まなければならない。
だからその落としどころのバランスをいつも気遣うし、いい着地ができたら本当に嬉しいんですよね。
なんで急にこんな話かというと、
最近、あったんですそういうのが。笑
うふふ。2月に発表の予定です。
つまりメーカー業を生業としています。
この仕事をする中で一番嬉しい瞬間、
それはもちろん「売れた瞬間に立ち会う」ことなんですが、
それは日常の仕事の現場の話ではないのでちょっと置いといて・・
普段の仕事の中で一番嬉しい事。
それはやはり、モノのアイデアが形になる瞬間なんですよ。
「形になるというのは、思いついた段階でも、スケッチをした段階でも、試作をした段階でもありません。
「商品」としてきちんとした形になるよう部材を探し、そして見積もりをくりかえし、 「値段もデザインもこれでいける!!」 となった瞬間のことです。
この瞬間が本当にたまりません。
形が良くても高すぎたら駄目。
安くても形が悪かったら駄目。
「商品」という「お客様のもの」を作っているかぎり、決して自分のわがままだけでモノを作るわけにはいきません。
お客さんが納得するところに落とし込まなければならない。
だからその落としどころのバランスをいつも気遣うし、いい着地ができたら本当に嬉しいんですよね。
なんで急にこんな話かというと、
最近、あったんですそういうのが。笑
うふふ。2月に発表の予定です。
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