2010-07-24

おもちゃ市場

先日、東京おもちゃショーに行ってきました。

今に始まったことではありませんが、
日本のおもちゃ市場って、なんだか変な感じだなあと
あらためて感じました。

子供が少なくなり、おもちゃメーカーは
おもちゃのサイクルを早くすることに躍起になっている気がします。

「長く使えるおもちゃ」というのは、聞こえは良いですが、
メーカーにとっては実は命取り。
そういうものを自分のところで作って売る、というのは
自分の首を絞めることになってしまうわけです。

そこで、むしろ刺激は強いがすぐ飽きることが要求されます。
テレビと連動して、前のものを古く思わせる。また買わせる。

そうしてできたおもちゃ達は、全部とはいいませんが、「学び」があるおもちゃとはとても言えないものが多いように思います。

「科学と学習」みたいなものが熱かったぼくらの子供時代とは
なんだかとても違います。

今市場に溢れるおもちゃ達で育った子供たちは、将来どんなことになるんでしょうかね。

ちなみに、現在海外では「科学おもちゃ」がブームのようですよ。
「遅れてるねー海外は。日本では20年前に終わったよ」で話を終わらせるのは簡単ですが、これをどうチャンスに変えていくか、という視点が大事ですな。

2010-07-13

政治と気分

参議院選挙が終わりましたね。

世間ではしきりに「与党過半数割れ!」だの「またねじれた!」だのと報道され、選挙前には「与党が過半数をとれるかどうかが争点」なんて煽っていましたが、

実はそんなことは政党が気にすれば良いことで、僕らが気にするべきなのは「で、生活がそれでどう変わるのか」てことのはずです。

そういう「コンセプト」が不透明な政党も悪いんでしょうが、ぼくらもあまりに「他人事」として、遊びのように、面白おかしく選挙を見るくせがついてしまっているような気がしてなりません。

そういううわべだけの気分、政党の視点で見てしまう(でも自分はまったく傷つかない)おもしろおかしさ。

そういう「気分」は、テレビなんかの影響で簡単に操作出来てしまう気がします。
だからこそ、政治家が発言に気を使う。揚げ足をとる。踏み込んだことは言わない。
で、めぐりめぐって、国民に政治のコンセプトが全く伝わらない。

なんだか、こんなことで良いんでしょうかね。

2010-07-03

変な梅雨

去年まで住んでいた京都はもう湿度も気温も相当なもの、という噂ですが、引っ越してきた東京は京都より緯度がちょと高いからか、盆地でないからか、ちょっとましなんですよね。

特にいま、夕方に雨がふりだして朝には止むという、およそ梅雨らしくはないが、庭で育成中の植物にとってはすこぶる都合の良い気候が続いていますが、いまこの気候の朝方が気持ち良くて仕方がない。

梅雨ってのは、大体こんな感じでお願いできませんかね。

しかし、紫陽花の花が今年は少ない気がしてるんですが、これって僕の周りだけでしょうか?この「変な感じの梅雨」が原因だったりして?