2011-12-08

上海に行ってきました

仕事で上海に行って来ました。

6泊の日程のうち観光はほんの30分くらいで、あとは全てビジネスの話だったのですが、非常に濃密に中国というものを感じ、そして、これからの日本に対する危機感をたっぷり感じて帰ってきました。

確かに、日本からみればまだまだイケていない部分もあります。車のルールなんてむちゃくちゃだし、奇麗でない部分もたくさんあります。でもそれは、「まだ」そういう状態なのであって、言い換えればこれから良くなる「余地」があるということ。

その余地に向かって、スピードを出して突き進めるという事ほど、人類にとって嬉しい事はないんじゃないかな、と思うんですよね。僕らが「高度経済成長期」にウハウハだったみたいに。

日本人が中国に行くと、どうしても「イケてない部分」ばかりに目がいき、優越感にひたりがちな気もするんですが、そうやって日本人がうかうかしている間に、目にもとまらないスピードで追い抜かされるんだろうな・・と思います。

中国の人も、トップに立つひとは「ちゃんと」ものごとを考えていて、例えば児童向けの企画を進めている会社の人は「人生を決めるのは、その過程においてどれだけ良いモノにであったか。僕はそういうものを提供したい」なんて、日頃僕が言っていることと全く同じことを言ってたりするんです。

そういう想いをもって、もう動き出しているんですよね。

ちょっと人数が多くて初動は遅いかもしれないけど、全員がそういう「良い想い」を共有して動き出したら・・!

そんなわけで、危機感と一緒に、中国での自分の立ち位置はどこか?などなど、いろいろな事を感じてきましたんで、これからスピードをあげていろいろ実行していきたいと思っています。

ちなみに、向こうではビジネスの半分以上は食事の席で行われます。長ーい時間をかけての食事会の中で、友好を深めるということが日本以上に重要。基本は紹興酒の一気飲み(笑)。お酒が好きでよかった。

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