19日の月曜日、
はっぴーらんちぷろじぇくとの一員として、相馬市の幼稚園へ行ってきました。
このプロジェクトは、福島の避難所へ「ラ・ムジカ炊き出し隊」として活動をしてこられたフレンチシェフが中心となって行われているもの。
避難所が次々に解散となり、自立への動きが進められる中、単なる炊き出しでは地場産業の妨げになってしまう・・との想いから、単なる炊き出しではなく、地元の小学校へ「プレミアム給食」を届ける給食支援へと舵をきり、新しくスタートしたプロジェクトです。
その日一日が特別な日になるような、特別なイベントをプロデュースされていて、前回はポニーの乗馬体験(ロバも来てました)とフレンチな給食という夢の組合わせでした。
もちろん、単においしい給食、楽しいイベントというだけでなく、そのメニューがどうして生まれたか?どんな野菜が使われているか?子供達に役立つような知識をさりげなく織り込んでいくのが、さすがのKシェフ。
さて今回は2度目の参加になるのですが、今回は私もイベントを1つ担当させていただきまして、「つのっち先生のお絵描き竹とんぼ教室」を開催させていただきました。
これは、パイプロイドの元になっている紙パイプ(『ひねもす』という商品でもあります)で作る竹とんぼに、オリジナルの絵を描いて飛ばそうというもの。
まずは白いパイプに絵をかき、自分で組み立てたものを飛ばして遊びます。
みんな夢中で絵をかき、夢中で組みたて、夢中で飛ばして・・!もう大はしゃぎ!ものすごく盛上がっていただきました。
僕がここで伝えたかったのは、モノを大事にする心。
現代ではおもちゃは「買ってくる」ものであり、作るものではありません。なので、そのモノにどれだけの価値があるものなのか、なぜ大切にしなければいけないのか、測ることができません。自分で作ったもので遊ぶ。この体験を通して、自分の作ったものへの愛情を育み、それが他人が作ったものを大事にする心持ちに育ってくれたら・・!!
思いっきり楽しんで遊ぶことを通して、いつの間にかそういう心持ちを育んでもらうような、そんなおもちゃをこれからも作っていけたらと思っています。
(もちろん、大人向けのインテリア工作でも同じですよ)
さてこの日のイベントは3本だて。
工作教室と、歌手のれな先生(http://ameblo.jp/rena-no-uta/)による歌。
そしてメインはフレンチ給食「牛肉のブルゴーニュ風」!美味しー!
みんな静かーに、黙々と・・完食!
笑顔、笑顔、また笑顔。
もうね、支援とかそんなんじゃないですよね。
この笑顔が見たくて、見るためならなんでもやりますよ!的な感じというか。
この幼稚園&小学校のT校長先生がこれまたすばらしい方でして、今回は泊まり込みでじっくりお話を聞き、すごく仲良くしていただいたのですが、本当にこの「素晴らしい友人(と言わせてください)のために、ただなにかをしたい」という、現代では薄くなりがちな、人と人との基本的な関係性をもう一度考え直すような、そんな一日となりました。
このイベントに誘っていただいた皆様、そして相馬の幼稚園の皆々様、ほんとうにありがとうございました〜!
これからも、いろんな形で関わっていけたらと思っています。
2011-12-08
上海に行ってきました
仕事で上海に行って来ました。
6泊の日程のうち観光はほんの30分くらいで、あとは全てビジネスの話だったのですが、非常に濃密に中国というものを感じ、そして、これからの日本に対する危機感をたっぷり感じて帰ってきました。
確かに、日本からみればまだまだイケていない部分もあります。車のルールなんてむちゃくちゃだし、奇麗でない部分もたくさんあります。でもそれは、「まだ」そういう状態なのであって、言い換えればこれから良くなる「余地」があるということ。
その余地に向かって、スピードを出して突き進めるという事ほど、人類にとって嬉しい事はないんじゃないかな、と思うんですよね。僕らが「高度経済成長期」にウハウハだったみたいに。
日本人が中国に行くと、どうしても「イケてない部分」ばかりに目がいき、優越感にひたりがちな気もするんですが、そうやって日本人がうかうかしている間に、目にもとまらないスピードで追い抜かされるんだろうな・・と思います。
中国の人も、トップに立つひとは「ちゃんと」ものごとを考えていて、例えば児童向けの企画を進めている会社の人は「人生を決めるのは、その過程においてどれだけ良いモノにであったか。僕はそういうものを提供したい」なんて、日頃僕が言っていることと全く同じことを言ってたりするんです。
そういう想いをもって、もう動き出しているんですよね。
ちょっと人数が多くて初動は遅いかもしれないけど、全員がそういう「良い想い」を共有して動き出したら・・!
そんなわけで、危機感と一緒に、中国での自分の立ち位置はどこか?などなど、いろいろな事を感じてきましたんで、これからスピードをあげていろいろ実行していきたいと思っています。
ちなみに、向こうではビジネスの半分以上は食事の席で行われます。長ーい時間をかけての食事会の中で、友好を深めるということが日本以上に重要。基本は紹興酒の一気飲み(笑)。お酒が好きでよかった。
6泊の日程のうち観光はほんの30分くらいで、あとは全てビジネスの話だったのですが、非常に濃密に中国というものを感じ、そして、これからの日本に対する危機感をたっぷり感じて帰ってきました。
確かに、日本からみればまだまだイケていない部分もあります。車のルールなんてむちゃくちゃだし、奇麗でない部分もたくさんあります。でもそれは、「まだ」そういう状態なのであって、言い換えればこれから良くなる「余地」があるということ。
その余地に向かって、スピードを出して突き進めるという事ほど、人類にとって嬉しい事はないんじゃないかな、と思うんですよね。僕らが「高度経済成長期」にウハウハだったみたいに。
日本人が中国に行くと、どうしても「イケてない部分」ばかりに目がいき、優越感にひたりがちな気もするんですが、そうやって日本人がうかうかしている間に、目にもとまらないスピードで追い抜かされるんだろうな・・と思います。
中国の人も、トップに立つひとは「ちゃんと」ものごとを考えていて、例えば児童向けの企画を進めている会社の人は「人生を決めるのは、その過程においてどれだけ良いモノにであったか。僕はそういうものを提供したい」なんて、日頃僕が言っていることと全く同じことを言ってたりするんです。
そういう想いをもって、もう動き出しているんですよね。
ちょっと人数が多くて初動は遅いかもしれないけど、全員がそういう「良い想い」を共有して動き出したら・・!
そんなわけで、危機感と一緒に、中国での自分の立ち位置はどこか?などなど、いろいろな事を感じてきましたんで、これからスピードをあげていろいろ実行していきたいと思っています。
ちなみに、向こうではビジネスの半分以上は食事の席で行われます。長ーい時間をかけての食事会の中で、友好を深めるということが日本以上に重要。基本は紹興酒の一気飲み(笑)。お酒が好きでよかった。
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