「デザインとは何ぞや?」ということに対しては、
かなり明確に答えられる自信があります。
でも、こと「アートとは?」という質問に対しては、
なんだかまだ曖昧な答えしか自分の中にないのがもどかしい。
先日のデザイナーズウィークでは、デザインとともに
アートの展示もされていたりして、
それで余計に、自分のなかの答えが複雑になりそうだったんですが、
そこで妻がこんなことを言っていました
「この(アートの)展示を見て、なんかもやもやがすっきりした部分がある」
なるほど。
デザインも「もやもやの先」を提示するものです。
つまり、まだ見ぬ未来を形にすること。
(もちろん現実的には「売れるもの」に落とし込んでいくのもまたデザインですが。)
ともかく、人が、何かわからないけどもやもやしていること、
その向こうに手を突っ込んで、引っ張り出してきて
「これかい?」
と示すこと。
そういうことに関しては、デザインとアートは共通の性格があるのは
間違いなさそうですね。
だからといって「デザインとアートは同じだ」と言うつもりはないのですが、
1つ、考えのよりどころができた気がしました。
2010-11-07
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